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スターリング:3冠は簡単じゃない

スターリング曰く、リーグでの100ポイント達成や3冠達成について、自分で思ったほど騒がれていない、と。 [ラヒーム・スターリング/マンチェスターイブニングニュースより抜粋] 誰も3冠について大騒ぎはしていないね。もし達成したのが他のチームだったら、チームや選手についてもっと騒いでいると思う。 一つ前のシーズンを、100ポイントを獲得して優勝したときでさえ、僕が思ったほどには注目されなかった。 対戦相手や各チームの監督のレベルを考えると、こういうことが本当に難しいんだと分かってもらえるといいね。 2年連続での素晴らしい成績は、スターリングとしてはもっと注目してほしいというところがあるのかも。 ひとつには、ちょっとすごすぎて驚き方すら分からないレベルなのかもしれないというのと、もうひとつは、ペップがこれだけの選手をそろえたらこうなるのかもね、という考え方を持っている人もいるのかもしれません。 少なくとも僕には相当衝撃的ですけどね。 日本でDAZN経由で見ている僕の衝撃は、スターリングには伝わらないっすね。(笑)

マンチェスターシティがシーズンチケットを値上げ

2019-20シーズンのシーズンチケットの案内というのが、サポーターのところに届いたようで、それによると平均で3%の価格上昇があったのだとか。 一番安いチケットは据え置きで325ポンド(約4万5000円)、一番高いチケットは10ポンド上がって950ポンド(約13万円)だそうです。 最安値の設定額はプレミアリーグでも一番安くなっているそうで、クラブ曰く、チケットの価格体系はリーグで一番、入手がしやすいように調整されているとのこと。 購入するファンにとっては安いほうが良いですけど、チケットの価格ってのは結構難しい問題ですよね。 需要と見合った価格にしないと購入希望が殺到してしまったりしますので。 海外の転売対策には興味がありますが、さすがにプレミアリーグだったら購入者の認証システムなんかもあったりするのかな。

マンチェスターシティのプレシーズンメンバー予想

マンチェスターイブニングニュースのプレシーズンメンバー予想。 スタメンクラスでいうとこの辺の名前が挙がってます。 ウォーカー ダニーロ ストーンズ ラポルテ メンディ ジンチェンコ デルフ ギュンドアン デブライネ ベルナウド・シウバ フォデン サネ スターリング 横浜戦の翌週にはコミュニティシールドですので、そこそこ主力もつれてくるのではないかということで。 コパアメリカ組は抜けてますね。 決勝まで行った場合は7/7まで試合になりますので、まぁ当然かな。 そんなわけで、ジェズス、エデルソン、アグエロあたりが見られないとすると残念です。 ・・・あれ? ダビド・シルバは? マンチェスターイブニングニュースのサイトのコメント欄にも指摘がありましたが、、、記者がただ忘れているだけだと良いんですけど。(^_^;)

マンチェスターシティ、とりあえず来期のCLは出られるっぽい。

マンチェスターイブニングニュースによると、マンチェスターシティを含む25チームが、2019-20シーズンのチャンピオンズリーグに出場することが決まった、とのこと。 あとはまだ残っているEL、CLの決勝戦の結果とか、予選の結果次第ということで、全部で32チームが本選に出場することになります。 FFPの審査がどうなるのか良く分かりませんでしたが、結局次のCLでどうこうというほどのスピーディな結論にはなりませんでしたね。 実際にはもしUEFAがマンチェスターシティに対してFFP違反でCL出場権はく奪としても、シティにはまだ異議を申し立てる権利があるようなので来期は問題ないかなとは思っていましたが。 とりあえずこうやってはっきり決まると安心します。

マンチェスターシティの補強方針

カルドゥーン・アル・ムバラク氏のインタビューの中で、マンチェスターシティの補強方針について言及がありました。 [カルドゥーン・アル・ムバラク/インタビューより要約] 我々には確立されたシステムがある。 我々は成熟したクラブで、選手を獲得する際には若く潜在能力のある選手を取る。 それは必ずしもすでにピークにある選手を取らないという訳ではなく、マフレズのように必要ならばとる場合もある。 マンチェスターユナイテッドとアレクシス・サンチェスを取り合ったこともありましたが、すでに完成された選手の獲得よりも、これから伸びる選手をとりたいという一貫した方針があるということですね。 サンチェスの時は結局金額が高くなり過ぎたことでシティが降りましたが、要するにそこまで高額なら、若い選手を取る方に回すということでしょうか。 ムバラク氏が例に挙げている選手としては、ジェズス、サネ、スターリング、ベルナウド・シウバ、ラポルテが居ますが、こういった選手の潜在能力を見抜き、実際に成功していることは素晴らしいスカウト能力だと思いますし、長期の契約を結んで囲い込みたいということらしいです。 それと、すでにシティは成熟したクラブであるというのも、なるほどそういう認識なのかと思いましたね。 チャンピオンズリーグが取れないせいで、いつまでたっても新参者感が消えないきらいはありますけど、ペップが来る前から国内での成績は申し分ないですし、ここ2年の快進撃をみるともう、押しも押されぬビッグクラブという立ち位置と考えていいのでしょうか。 なんとなくサポーター的にはくすぐったいけどね。 この夏の補強でも20代になったばかりくらいの若手有望株を幾人か狙っているようです。 どんな選手が来るか楽しみですね。

ヤヤ・トゥレがマンチェスターシティにもたらしたもの

シーズンオフで話題もあまりないもんで、マンチェスターシティのチェアマン、カルドゥーン・アル・ムバラク氏のインタビュー動画をヘビロテでリピート再生中です。(笑) その中で面白かったことを抜き出して書いていってみようかと。 まずはヤヤ・トゥレ。 ヤヤ・トゥレが来たときのマンチェスターシティはまだこれから強くなるチームでした。 そんなとき、ビッグクラブの1つ、バルセロナからきたヤヤ・トゥレがもたらしたものは、「すべての試合に勝つというメンタリティ」だそうです。 イングランドは言わずと知れた過密日程なので、やはり気持ちの上での優先度みたいなものは出てきてしまうのが人間というもの。 しかしビッグクラブへの道を歩み始めたマンチェスターシティは、ここから、たとえフレンドリーマッチであっても、すべて勝つというメンタリティをもって戦うチームへと育っていきました。 今シーズンも、シーズン途中でのデブライネやベルナウド・シウバのインタビューにおいて、選手たちは「目の前の試合にすべて勝つ」ということをよく口にしており、今やその精神はチーム全体にいきわたっていると言えます。 ヤヤ・トゥレが来た当時のバルセロナの監督はペップだったのですが、ヤヤ・トゥレはバルセロナやペップの精神を、先行してマンチェスターシティにもたらしたということでしょうね。 ・・・あれ、でもヤヤ・トゥレって、明らかにプレーに気持ちのムラがあったような。(^_^;) レジェンドであることにはかわりがないですね。

バイエルンがサネを夏のNo1ターゲットにした模様

バイエルンがサネを狙っているという話は少し前からかなり出てましたので、コンタクトはしているのでしょう。 ガーディアン紙によれば、7000万ポンドで交渉しているようです。 ペップは残ってほしい希望はあるものの、出ていきたい選手に関してはある程度理解しているという感じ。 [ペップ・グアルディオラ/ガーディアン紙より抜粋] サネには契約延長のオファーをしている。 彼には残ってほしいと思っている。6、7か月も彼の契約を延長しようとしていることからもわかるだろう? もし不要だと思っているなら延長はしない。 来シーズンに向けて変わらなければならない部分はあるだろう。出ていきたい、プレーしたい選手もいるからね。 一時的にプレー時間が減ることは受け入れられても、選手というのは普通もっとプレーしたいと思うものだ。 私はどの選手に対しても、プレー時間を増やすと保証することはできないので、そういったことは(出ていきたい選手がいることは)理解できる。 サネはここからの数年がプレイヤーとして大きく飛躍する重要な時期になるはず。 マンチェスターシティに残って定位置争いをするか、ドイツの名門バイエルンでチャレンジするか、大事な選択ですね。 ドイツで代表に定着するならばバイエルンに居る方が有利という向きはあると思います。 バイエルンはウインガーを必要としていますしね。 環境としてはマンチェスターシティに残る方が挑戦は大きいと思います。 チーム内のポジション争いも、リーグの強度としても。 サネは3700万ポンドで加入したと言われていますので、7000万ポンドで売れるのなら、シティとしては悪くない取引ではあると思います。 ただ、サネが出ていくなら攻撃的なミッドフィールダーも補強の必要があるかもね。 前回は主にマフレズしかとってませんが、今回はもっと出入りがありそうですので、来シーズンどんなチームが出来上がるか楽しみです。

プレミアリーグにおけるマンチェスターシティの経済的な位置づけ

2017-18シーズンの決算が各クラブから発表されたようで、ガーディアン紙が各クラブの比較記事を出しています。 それによるとマンチェスターシティの概要はこんな感じ。 売上高:5億ポンド 給料支払い:2.6億ポンド(売り上げの52%) 税引き前収益:1000万ポンド 売り上げではマンチェスターユナイテッド(5.9億ポンド)に次ぐ2位、給料支払い額では、マンチェスターユナイテッド(2.96億ポンド)、リバプール(2.64億ポンド)に次ぐ3位となっています。 2017-18シーズンは、100ポイントを取っての圧倒的な優勝でしたので、獲得ポイント当たりの給料という意味ではコスパが良かったと言われるゆえんですね。 シェイク・マンスールは5800万ポンドを追加投資しており、2008年以来のトータルの投資額は13億ポンドとなったそうです。 ・・・すげぇな。 収入を、入場料などの試合によるもの、TV放映権料、その他営利活動(スポンサー料など)に分けた場合、ユナイテッドに大きく負けているのは入場料部分。 マンチェスターシティが、5700万ポンドなのに対し、マンチェスターユナイテッドは1億1000万ポンドと倍近くになっています。 これはスタジアムの収容力の差もあるでしょうね。 ただ、同規模のアンフィールドをホームとしているリバプールでも8800万ポンドとなっていますので、人数だけではないみたい。 シティは平日開催の試合などはエティハドが満席になっていないようなのも見かけます。 チケット料金などは向こうの仕組みが良く分からないから何とも言えないけど、この辺りは新興勢力であるが故の、現地に毎回詰めかけるサポーターの絶対数では引けを取っているのかなと感じます。 まぁでも、今年は日本にも来ますし、プーマとの大型契約もあって世界中のサッカー界での存在感が高まるにつれ、その辺は改善してくる部分かと思ってます。 あとは今、結論待ちとなっているFFPの判断がどうなるかですね。。。

コンパニの、シティでの記念試合が決定。

もう一度、スカイブルーのユニフォームを着た僕らのキャプテンが見られます! マンチェスターシティの発表によると、(現地時間の)2019/9/11にコンパニの記念試合が開催されることが決定したとのこと。 マンチェスターシティレジェンズ 対  プレミアリーグオールスターズ と銘打たれています。 メンバーは未発表ですが、マンチェスターシティ側は最近所属していた選手と現在所属しているメンバー、プレミアリーグ側はここ10年の選手から選ばれるようです。 ここは代表ウィークなんで、代表に呼ばれないような選手がでてくるのでしょうね。 誰だろう。 個人的に呼んでほしいメンバーを書いてみよう。 あくまで妄想ですけど。 GK ジョー・ハート DF ジョレオン・レスコット コロ・トゥーレ マルティン・デミチェリス アレクサンダー・コラロフ パブロ・サバレタ MF ヤヤ・トーレ ハビ・ガルシア ダビド・シルバ ジェイムズ・ミルナー サミュエル・ナスリ FW エディン・ジェコ マリオ・バロテッリ カルロス・テベス 監督 ロベルト・マンチーニ ・・・ジェコとかコラロフってまだ代表でてるのかな? バロテッリをぜひ呼んでほしい。 チャリティーマッチに出るには強すぎるかな。(笑) この記念試合ってのは、確か10年在籍するとやらせてもらえるんじゃなかったかな。 で、選手は収益をもらえるということだったと思うんですが、コンパニのこの記念試合の収益は、コンパニ本人も主導的に活動しているマンチェスターのホームレス問題の対策に寄付されるとのことです。 この試合は日本で観られるのかなぁ? 有料で良いんで(寄付するんで)何かしら観られる手段を用意してほしい!

コンパニはいずれ戻ってくる

マンチェスターシティを去ることが決まったヴァンサン・コンパニですが、ペップ・グアルディオラはコンパニがいつかクラブに戻ってきてくれることを確信しているとのことです。 [ペップ・グアルディオラ/公式サイトより抜粋] 彼がいなくなって寂しくなる。 しかし、彼はまた我々に会いに来るだろう。なぜなら遅かれ早かれ彼はここに戻ってくるからだ。 最高のシーズンを共に過ごした後の別れというのは、タイミングとしては最高だ。 彼は真のキャプテンで、我々を大いに助けてくれた。 コンパニがシティのスタッフに入るというのは既定路線として想定しているんじゃないかなと思ってます。 アンデルレヒトで選手兼コーチをやるというのは、コーチの資格をすでに保有しているということなのかな? そちらで指導者としての経験も積みつつ、やがてシティの監督に、という思惑があるのではないでしょうか。 個人的にはダビド・シルバの指揮するマンチェスターシティを見てみたいですけどね。

マンチェスターシティのこの夏のスケジュール♪

マンチェスターシティの公式サイトが、この夏のスケジュールを載せてます。 しばらくプレミアリーグお休みですからねぇ。 こういう情報で気を紛らわしていくしかないですね。(^_^;) ●6月13日 プレミアリーグの日程発表 ●7月1日 この日までにトレーニング開始? いつもはこの日なんだって。 ●7月17日・20日 南京と上海でプレシーズンマッチ ●7月27日 横浜Fマリノスとプレシーズンマッチ マンチェスターシティが日本に来ますよ~! 楽しみでしかない。 ●8月3日or4日 コミュニティーシールド 今回はシティがFAカップとプレミアリーグを制したため、対戦相手はプレミアリーグ2位のリバプールになります。 ●8月8日 17時(イギリス夏時間) 移籍期間終了 プレミアリーグはシーズン開始前に移籍が終了することになったので、閉じるのが他より早いです。 ●8月10日 プレミアリーグ開幕! というわけで、プレミアリーグ開幕までまだ2か月以上ありますね。 ながいなぁ~。 サッカー全般的なところで言うと、ヨーロッパのネーションズリーグ、コパアメリカなどの代表戦でプレーする選手もいますね。 トゥーロン国際もあるので若手はそちらに呼ばれるのもいるかもしれません。 あとはやっぱり今年はシティが日本に来るってのが、日本のファン的には一大イベントですね。

ペップ、FAカップ勝利後の会見でFFPについて聞かれて怒り

なんか、ペップのFAカップ優勝会見の時に、FFPについて質問した記者がいるみたいですね。 それが関心事なのはわかるけどさ、今じゃないでしょ、って思うよね。 ペップもそう思ったようです。 [ペップ・グアルディオラ/ガーディアン紙より抜粋] 君は自分が何を質問しているか分かっているのか? 私が不適切に金を受け取ったかって? 今? 今日? はっきり言ってそんな質問を受ける筋合いじゃないよ。3冠を達成したのに金を受け取ったかって。 君は私を告発しているのか? 昨日言ったように、有罪と証明されるまでは有罪ではない。 このクラブは投資によって大きな一歩を踏み出している。 こういったことが一流選手なしでできるだろうか? 無理だろう。 資金があることで優秀な選手を買うことができたということならば、イエスだ。 しかし(UEFAの調査については)待つだけだ。 もし罰せられるなら受け入れよう。 だが会長とCEOからは話をしていて、なぜ調査を受けているかの論点は聞いているし、私は彼らを信頼している。 彼らは、我々がフェアで完全にルールに従っていると言っているし、それを信じている。 競合相手たちが、結局金の問題じゃないかといっても、仕方がない。 どうやらマンチーニ監督が受け取っていた報酬も、不正の疑いとして調査対象になっているようで、グアルディオラ監督はどうなのかという質問だったみたいですね。 しかもペップの答えを見るに、一日前(試合前)にも同じようなことが聞かれているみたい。 FFPについて現場の監督に聞いても仕方ないと思うんですけどねぇ。 どこの国も同じような人たちがいるもんで。 FFPについては現状、UEFA待ちですし、公式的に発表することは何もないですよね。 どういう結論が出ることやら。。。

FAカップ決勝、マンチェスターシティの2点目はジェズスの得点に修正。

2018-19シーズンのFAカップは、マンチェスターシティが6-0でワトフォードを下し、国内タイトルを独占するというイングランド史上初の偉業を達成しました! トーナメント戦の決勝で6点も取る必要があるのか、という気がしちゃいますけど、途中からお互いにやる気がなくなっちゃってまったりするゲームなんて見たくないので、最後まで攻撃を仕掛けたマンチェスターシティは偉い!と言いたいわけです。 さて、ところでこの試合の2点め。 ベルナウド・シウバのクロスをガブリエル・ジェズスがボレーで合わせたところ。 試合の放送中にはスターリングのゴールとされました。 それがこの動画のシーン。 😬 | Sorry, @sterling7 – the match officials have awarded @ManCity 's second goal to @gabrieljesus33 . #EmiratesFACupFinal pic.twitter.com/cU1NHsChwV — The Emirates FA Cup (@EmiratesFACup) 2019年5月18日 動画でも確認できるとおり、ボールがゴールラインを割る前にスターリングが触っちゃってます。 まぁ、こういうのよくあると思うんですが、たぶん、審判が入っていないと勘違いしたりするのを防ぐため、明確に入ったと分かるように、もう一度蹴り入れておくのが1つの癖みたいなものになってるんだと思ってます。 フォワードの考え方としては間違ってなくて、入れられるうちに入れておかないと何が起こるか分からない世界ですので、スターリングに悪気はないし、責められるものでもないと思います。 おそらくスターリングは自分が触った時点で、もうゴールラインを割っていると思ったんじゃないですかね。 その後のセレブレーションでも、喜んでいるジェズスにスターリングが駆け寄るという図になってますし。 だけど、ルール的にはスターリングのゴールになってしまうんですよね。 しかしながら、上記のFA Cup公式ツイッターにもある通り、「ソーリー、スターリング。マッチオフィシャルはシティの2点目をジェズスとすることにしたよ」とのこと。 周りにディフェンスもいない状況でスターリングが触らなくてもゴール

ペップ・グアルディオラからコンパニへの感謝の言葉

マンチェスターシティからの退団が発表されたコンパニ。 ペップ・グアルディオラの感謝のメッセージが公式サイトに掲載されています。 [ペップ・グアルディオラ/公式サイトより抜粋] コンパニのコンディションが良い時は、チームの中で重要な役割を果たしていた。 残念ながら時には出場できないときもあったが、プレーしているときはいつでも誇りと情熱と強い願望をもっていた。 このクラブの今のありようは、マイク・サマービー、トニー・ブック、フランシス・リーそしてコリン・ベルのような過去の偉大な選手たちによるものだ。そしてシェイク・マンスールがクラブを取得し、カルドゥーンが会長になってから、このクラブの運命を変えるような新世代の選手たちがやってきた。 ジョー・ハート、ヴァンサン・コンパニ、セルヒオ・アグエロ、ヤヤ・トゥレ、そしてダビド・シルバ。彼らのような素晴らしい選手のおかげでこのクラブは大きく前進することができたんだ。 ヴァンサンは私が来る前からこのクラブで偉業を成し遂げてきたし、私が来てからは他のプレイヤーとともに、その地位を維持してさらなる新しい歴史を作る手助けをしてくれた。 彼の魂は素晴らしい。 今シーズンの最後の数週間でもチームにとって彼は重要な存在だったし、レスター戦ではゴールを決めるという強い意志をもってシュートを放った。 ヴィニーの代わりを探すなんてことはとても大変なことだろう。みんなそれぞれの強さを持っているが、ヴァンサンは特別だ。 彼がチームメイトに話をしていたことや、彼の信じるものを情熱的に語っていたことを思うにつけ、彼が去って失うものが多いと感じる。 みんな寂しがるだろう。私もとても寂しい。 もちろん彼の次の挑戦の成功を願っているが、彼はこのチームでとても大きな存在だったし、永遠に語り継がれるだろう。 コンパニについては、ペップはできれば残ってほしいとずっと言ってきていました。 裏側は分かりませんが、ドライな話で言えば、出場時間の少ないキャプテンに対し、チームはそれに応じた減給の話をしたのではないかと考えています。 ただ、コンパニが今回延長をしなかったというのはそれ以上に、アンデルレヒトでの新しいチャレンジをやってみたいという気持ちが強かったのではないでしょうか。 国内3冠(コミュニティーシールドを入れれば4冠

マンチェスターシティ、新キャプテン予想

予想っていうか、もうほんと個人的な希望なんですけど。 コンパニが退団しましたので、そうなると来シーズンのキャプテンは誰なのかってところに注目せざるを得ませんね。 ●ダビド・シルバ、アグエロ、フェルナンジーニョ? ケガがちで欠場も多かったコンパニなので、実際のゲームキャプテンはダビド・シルバが務めることが多かったんじゃないかな。 この3人は年齢的にもチーム内での位置づけとしても十分キャプテンとしての影響力が持てる選手たちです。 ただキャプテンって毎年コロコロ変えるのもどうかと思うから、今後長くということを考えるとちょっとね。 それと、なんとなくいずれも性格的に頼れるキャプテン!って感じがしないような気も。 3人の中であえて挙げるならアグエロがいいかな。 フェルナンジーニョって意外と喧嘩っ早いし。(^_^;) ●ラポルテ、ストーンズ、ウォーカー ディフェンスラインってなんか、キャプテンぽく無いですか? 完全にイメージですけど、キャプテンにはどっしりしていてほしいからねぇ。 実力的にはラポルテだけど。 ・・・言っといてなんですが、全然イメージわかない。 ●スターリング、ベルナウド・シウバ ここ、本命じゃないかと思ってます。 年齢的に中堅であり、ピッチ内外での影響力も問題ない。 僕としてはスターリングを押したいかな。 彼はいまやペップの申し子みたいなプレーをするし、ピッチ外での言動についてもとても評価が高い。 コンパニの後を継ぐのは彼がふさわしいと思います。 FAカップも終わり、マンチェスターシティのシーズンは終了しました。 選手の出入りも含めて、今年の夏は結構動きがありそうなので楽しみです。

コンパニ、アンデルレヒトへ移籍

間違いなくマンチェスターシティのレジェンドといえる、ヴァンサン・コンパニの退団が発表されました。 ペップ・グアルディオラからは何度か、「FAカップ決勝後に話をする」という言葉が出ていましたが、おそらくその時にはもうこの話は決まっていたのでしょうね。 アンデルレヒトとは、コーチ兼選手として3年間の契約となっているとのことです。 コンパニはFacebookでファンに向けたメッセージを出しています。 僕も全部読みましたが、長いのでここではマンチェスターシティの公式サイトに掲載されている抜粋を載せます。 [ヴァンサン・コンパニ/公式サイトより抜粋] 良い時だけではなく悪い時も、マンチェスターシティのサポーターが私に対して示してくれた誠意は忘れません。 予想していた以上に皆さんは私を支えてくれましたし、あきらめないことを教えてくれました。 私と世界中のシティファンの人生を一変させたシェイク・マンスールには、ずっと感謝し続けます。青の集団(=シティ)が立ち上がり、今までの体制を変えていった、これは素晴らしいことです。 また、カルドゥーン・アル・ムバラクという素晴らしい人物の助言とリーダーシップをかけがえのないものに思います。マンチェスターシティに彼よりふさわしいリーダーはいなかったでしょう。 コンパニはまさに、シティが駆け上がってきた強豪への道の象徴ですから、一時代の終わりがきたという感じがします。 アグエロ、ダビド・シルバも(まだもう少しいると思いますが)そろそろ去る時期が来ています。 これからの新しい10年はフォデンの時代になるのかなぁ? まずは来シーズン、だれがキャプテンになるのかが大注目なんですが、個人的にはスターリングを押したいかな。

マンチェスターシティのチャンピオンズリーグ参加禁止についての判断が最終段階!?

マンチェスターシティがファイナンシャルフェアプレーに違反したという疑いで調査されている件、調査の担当者から、最終的な判断を下すセクションに案件が渡されたようです。 この辺、ちょっと仕組みが良く分かってないんですけど、調査を行うチームがあって、底の結論が伝えられて、最終的な判断を下す部署?があるという感じになっているようです。 これは要するに、調査が終了したということを意味するわけでしょうか。 調査の結果としてどのような内容が提出されているかは分からないのですが、マンチェスターシティ側は激しい抗議の声明を発しています。 マンチェスターシティの立場としては、疑いは違法にリークされた文書に基づいたものであり、虚偽であるとしています。 そしてその証拠であるとする、詳細な記録を提出しています。 今回の調査終了については、十分な時間をかけた調査が行われていないし、途中で関係者からとされる匿名のコメントがリークされた問題が未解決であることなどを指摘しています。 いちサポーターとしては正直実際のところどうなのかはよく分からないので、何とも言えないんですよね。 ただ、シティは補強に金はかけているけど売っている選手も多いし、選手の給料も隣の赤いチームみたいな無茶な設定にはなっていないはずです。 ファイナンシャルフェアプレーって、オーナーの無茶な経営のあおりでクラブが経営難になるとかそういうのを防ぐためのものと理解してます。 シティは経営的には順調なので、そこをついてくるのが良く分からないですね。 まぁ、なるようにしかならないから、CL出られないなら出られないで、そういうのもやってみればいいんじゃない?くらいに思ってますけど。

グアルディオラの信頼を勝ち取ったジンチェンコ

オレクサンドル・ジンチェンコは、ウクライナの若きスターではあったものの、最初はすぐにローンに出され、マンチェスターシティでここまでのポジションを獲得するとは思われていなかったと思います。 メンディの怪我でのサイドバックへのコンバートという転機もありましたが、一番にはまじめさがあるようです。 [ペップ・グアルディオラ/ガーディアン紙より抜粋] オレクスはシーズンの最初、移籍に近づいていた。 そんなときでも、私は彼が嫌な顔をしていたり、練習で手抜きをしているのは見たことがなかったね。 選手の中には、自分たちが満足していないことを私に伝えたがる者もいる。 ジンチェンコは真逆だね。 そういうとき、選手はいいプレーをするものだ。 彼にはこれからも長いキャリアが待っている。できればここにいてくれたらいいね。 彼には感謝しているし、みんなかれから学ぶべきだ。 彼はいまの居場所に値する。 ジンチェンコは今、22歳。 いわゆる、「有望な若手をとりあえず買っておく」という枠で獲得されたと思われ、トップチームでこれほどの存在感を示すのはパターンとしては珍しいです。 マンチェスターシティでの主戦場は、本来のポジションではないサイドバックなので、守備の甘さが指摘されることもありましたけど、今シーズンの終盤に近付くにつれ、周りとの関係性だったり自分の活かし方みたいなものが確立してきた感じがあり、背後が弱点になることもほとんどなくなりました。 そのうえで、持ち味のミッドフィールダーとしての技術力をもって、パスやシュートで相手チームの脅威になっていたと思います。 層が薄くなってしまっていたサイドバックのポジションは、気の利くデルフと献身的なジンチェンコが良くカバーしましたので、実はこれは、優勝のかなり大きな原動力になっているんです。 まさかこれだけの強さを発揮したチームの左サイドバックが、ほとんどの試合で本職でない選手でカバーされていたって、普通は思わないでしょ? 本当はもうちょっと前で見てみたいという気もしますけどね。 応援したい選手の1人です。

マンチェスターシティは今年も記録尽くし

すでにプレミアリーグ終了の寂しさに耐えかねている僕です。 それはおいといて。。。 昨シーズンも様々な記録を更新したシティですが、公式サイトにて、今シーズンのいろいろな数値を振り返る記事がアップされています。 ●ホーム18勝、アウェイ14勝、合計32勝 ホーム、アウェイともに勝利数はマンチェスターシティが今シーズントップ。 合計32勝は、昨シーズンと同立でのプレミアリーグ記録です。 ●14連勝 アーセナルが2001-02シーズンに記録した13連勝を更新し、シーズン最後を14連勝で締めくくりました。 ここで一つでも引き分けがあればリバプールに負けていたわけで、いかに激しかったかが分かりますね。 ●95ゴール 95得点もリーグトップ。 放ったシュート数もすごくて、なんとトータル683本だとか。 また、対戦相手に撃たれたシュート数は238本と、これもリーグトップの少なさです。 ●パス数26,576本 成功したパスの数は26,576本で、2位のチェルシーの25,070から1,500本以上の差をつけてのトップ。 ●タックル数518 タックルをした数は518回で、これはリーグ20位。つまり最下位ってことですね。 ペップが2016年12月に「我々はタックルの練習はしない」と言っているそうで、その言葉のとおりといいますか、タックル回数は圧倒的に少ないです。 イングランドらしくないような気がしますけど。(笑) パス数とかタックル数、被シュート数からも、マンチェスターシティのスタイルみたいなものが見えてきますね。 繋いで繋いで、奪われたら囲む。アバウトなクリアやパスミスを誘発して奪う。そして前からプレスするので自陣深くに入られる回数が少なく、シュートを食らわないという感じでしょうか。 昨日ひさしぶりに、ちらっとAll or Nothingをみたんですね。 当時も「シティつぇえ!」と思っていましたが、今と比べると全然完成度が低く見えます。 勝点は少し少なかったとはいえ、強さという点では今の方がさらに一段階、上がっている印象ですね。 ここからまた来シーズン、どういうチームを作っていくのか、ペップの手腕に期待です。

マフレズのコメント

最終節で完璧なゴールを決めたマフレズ。 移籍最初のシーズンとなった1年は大変だったようです。 [リヤド・マフレズ/ガーディアン紙より抜粋] すでに出来上がっているチームに入るということは簡単ではないよ。 このチームは昨シーズン(自分なしで)やっていた。 最初の年は難しいと分かっていたけど、自分自身には自信があったし、自分の力に疑いを持ってはいなかった。 チャンスがあれば、やれる、とね。 ブライトン戦では得点を取ってチームの助けになれた。 ここにいて幸せだよ。 プレーできないということで他に行くことはない。それも試合の一部だ。 強くなって、それを維持しなければね。 そういう性格だし、逃げ隠れはしないよ。 (10月のリバプール戦でPKを外し引き分けになったことが、気になっていたかについて聞かれて) いやいや、もちろんあれを決めていたら僕らはもう2ポイント取れていただろうけど、他の試合では僕が決めて1-0で勝利したときもあるわけだし。細かいことをすべて考えているわけじゃなくて、僕らが成し遂げたことが重要なんだ。 マフレズは移籍金が高かったのもあって、割とずーっと批判の対象になってきてしまったので、ちょっと厳しかったかもですよね、メンタル的に。 ただ、たとえばベルナウド・シウバも1年目はいまいちだったわけですよ。 特に最終節ではマフレズは右でスタートして、左にシフトしてからも中央に顔を出すなど、今までとは違った周りとの連動を見せていました。 それをみて僕は、最終節にフィットするとか謎だなぁとちょっとニヤッとしちゃいましたけど、でもまぁ、来シーズン通してこのプレーができていくなら2列目の競争は相当激化するかなと感じましたね。 もしかしたらこれからはダビド・シルバがスタメンから落とされるなんてこともあるかもしれません。 夏に2列目の選手をとるといううわさもありますけど、最終節のマフレズを見たら、それよりアンカーよりうしろ部分のほうが優先なんじゃないかなという感じですかね。

アグエロが語るペップ

[セルヒオ・アグエロ/公式サイトより抜粋] (最終節は)勝てると思っていた。  リバプールのことは考えずに、自分たちの試合のことに集中していたよ。 ペップは自分たちのゲームに集中しろと言っていた。リバプールは、自分たちの問題ではない(自分たちが関与できない)からね。 優勝をチームとして成し遂げたということが大事だし、来シーズンも同じようにできることを祈るよ。 今シーズン、ペップはずっと、「チームで戦う」ということを強調していました。 ブライトンに先制されたときはもう寝ようかと思いましたけどね。 アグエロがすぐに返してくれたので見続けることができました。(笑) 得点数はやはりアグエロ、スターリングが抜けていますが、全体的なレベルがそろって高かったのが今シーズンでした。

スターリングが語るペップ

[ラヒーム・スターリング/公式サイトより抜粋] この監督がいることで、メンタリティがベストな状態になっている。 とにかくどんな試合でも勝つ、相手がだれであっても、勝つ・勝つ・勝つだ。 僕らが勝っているのは、彼(ペップ)が僕らに準備させているおかげだ。 とにかくここで試合をして、学んで、またプレミアリーグで勝つということに満足している。 監督はどのポジションにも複数の選手を置いていて、お互いに競い合っている。 僕はこれが一番大事なことだと思うよ。 誰もが安穏としているわけではなく、みな気を抜けない。 常にチャンスをもらったときには準備ができているんだよ、今日のリヤド(マフレズ)のいうに。 彼はしばらくプレーから遠ざかっていたが、メンバー入りしたとき、何か「点を取りそうだ」と分かったよ。それでチャンスがあって、決めた。うれしいよね。 大事なことは、チーム、そしてどういうパフォーマンスを見せるかだ。1-0で負けていて気を取り直していつも通りのプレーを見せることだね。 とてもすてきなシーズンだった。難しいワールドカップの後だったから、最初からギアを挙げていくべきだと自分に言い聞かせた。 このようないいシーズンを過ごせてよかったし、来シーズンはもっと良くなることを願っているよ。 なんか、最近スターリングってほんと良い奴だなと思えてきました。 言っていることが結構賢いですよね、彼は。 正直言いますけど、リバプールに居続けてもここまでの選手にはなってなかったんじゃないかと僕は思ってます。 ペップの指導で最も成長した選手の1人かなと。 今シーズンのここまでの公式戦で、一番出場時間が長いのはスターリングのようです。 左右どちらでも驚異ですからねぇ、使いやすいのもあると思います。 今シーズンのプレミアリーグでの得点は17と、去年の18には届きませんでしたが、その前までは二けた行けてなかったことを考えたら急成長。 これでまだ24歳ですから、これからも末永く楽しみだなぁ~。

2019-20シーズンのプレミアリーグの話をしよう

プレミアリーグ、終わっちゃいました。 いやー、面白かった。 しかし、これから約3か月間は、プレミアリーグ欠乏症に悩まされることになりますね。(^_^;) さて、次のプレミアリーグの話をしましょうか。 ■2019-20シーズンの開幕は8/10 開幕は8/10になるそうです。 とすると、コミュニティーシールドは8/4かな? ■放送局 DAZNで全試合配信とのこと。 DAZNはプレミアリーグの放映権を、2019-20から3シーズン分獲得しているんだそうで、しばらくは安心してこの体制で見られますね。 ■ウインターブレイク ついにプレミアリーグにもウインターブレイクが導入されます。 とはいっても、他国とはことなり、ブレイクは2月とのこと。 イングランドの場合、クリスマスのあとのボクシングデーにはサッカーを見ることが文化として根付いていたりするので、年末年始は今まで通りやることになるらしいですが、同時にすべての試合が週末開催になるという話もみました。 この辺あわさると年末年始のスケジュールがどうなるのかはちょっと気になりますね。 ■VAR 実は欧州の大きなリーグの中では遅れてになりますが、来シーズンからはVARが導入されることになっています。 VARについてはなんかしらんが拒否反応を示す人が一定数いますが、まぁ、ほぼ間違いなく導入したほうがよくなります。 Jリーグも導入の方向ですし、チャンピオンズリーグでも実績が出てますね。 疑惑の判定みたいなものはクリアになりますので、安心して観られるようになるでしょう。 ■競技規則改訂 プレミアに限ったことではなく、毎年夏に競技規則が改訂され、各国リーグに適用されます。 5月下旬に新しい競技規則がIFABより発行され、シーズンオフに行われる国際大会などから適用されるというスケジュールになると思われます。 今回の改訂は少し大きくて、サッカー中継の見た目としても変わってくることが予想されますし、トップリーグレベルにおいてはVARが導入されていることをある程度前提としているようにも見えます。 ちょっとサッカー中継の雰囲気が変わるかもしれないなと思っています。

ペップ・グアルディオラの優勝コメント

祝! マンチェスターシティ2連覇! [ペップ・グアルディオラ/公式サイトより抜粋] まず最初に、リバプールにもおめでとうと言わなければならないだろう。そして感謝もだ。 彼らのおかげでこのレベルまで達することができた。 (2連覇を)成し遂げるには、この結果を出さなければならなかった。信じられないね。 2シーズンで198ポイント、今シーズンも終えて、連覇を成し遂げた。素晴らしいシーズンだった。 昨シーズン、我々はチームのベースを引き上げた。リバプールがずっと追ってくることが(今シーズンは)助けになった。 タイトルを取るためには14連勝が必要だった。3か月間、1ポイントも落とすことができなかった上に、他の大会も同時に戦っていた。素晴らしいことだよ。 勝点差が7まで開いたときに考えたことは、「オーケー、冷静になろう。プレミアリーグは長い」ということ。 だが正直に言えば、リバプールの今シーズンのレベルを考えたら難しいことだった。もちろん我々はそのときの試合(に勝つこと)だけを考えていたわけだが。 私だけではなく、チームもクラブも、選手もスタッフも感じていると思うが、この優勝は私のキャリアの中でも、今までで一番難しいものだった。 我々は、違いを生み出す一人の選手を持っているという訳ではなく、50ゴールを生み出そうとすればチームでやるひつようがある。 例えば記憶にあるのは、ウォーカーが調子を落としたときはダニーロが助けてくれた。 これが秘訣だよ。 お互いに切磋琢磨し、自分を高める、これが唯一の方法だ。 来シーズンはますます厳しくなるだろうが、我々も強くなる。 私が思うのは、このリーグでは2連覇したなら、チームは本当に、本当によくやったということだ。 来シーズンは、振り返ってまた今の我々の状態に至れるよう(3連覇できるように)にトライするよ。  いやもう、ブライトンに先制されたときはスッゲー嫌な予感しかしなかったですけど、1分後にアグエロが取り返してくれたというのが、大きかったかなぁ。 まぁ年間の一番印象に残ったシーンといえば、レスター戦のコンパニのゴールになるんでしょうね。 ちなみにリバプール。 なんとシーズン通して1敗しかしておらず、勝点97。 この数字を超える勝点を取ったチームは過去に2回しかおらず、つまり、

プレミアリーグのクラブがヨーロッパの舞台で大躍進!

一時期はプレミアリーグのクラブがチャンピオンズリーグで勝てなくて勝てなくて、枠が減るんじゃないかということも懸念されていたのですが、もうそんなことは過去の話!? チャンピオンズリーグの準決勝でリバプールとトッテナムがそれぞれ逆転勝利というドラマを見せつけたその翌日、今度はアーセナルとチェルシーがともにヨーロッパリーグの準決勝に勝利。 これにより、UEFAの2つの大会がともにイングランド同士の対決になるという、史上初の快挙を達成しました! しかもそのうちの3つのクラブは本拠地がロンドンというね。。。 マンチェスターシティがその中に居ないのが残念ですが、まぁ同じ国のよしみということでめでたがっておきます。 さて、来シーズンの話。 両大会ともプレミアリーグのクラブが優勝することに決まり、優勝クラブは来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を得ます。 で、国内リーグでも出場権を獲得していた場合は関係ないんですが、プレミアリーグで5位以下だった場合は出場クラブの数が増えます。 でも上限があって、同一リーグからは5クラブまでしか出場できないんですね。 プレミアリーグの順位はまだ確定していませんが、トッテナムの4位はだいたい堅そう。 なのでアーセナルがヨーロッパリーグを制した場合は、プレミアから5チームということになるのかな。 ついでに言うと、イングランドのヨーロッパリーグ出場枠は3チームで、リーグから2+FAカップ優勝です。 マンチェスターシティがFAカップをとった場合、リーグから3となるので、最大でプレミアリーグの8位まで可能性があるということになると、一応ワトフォードまでまだ理論的にはあり得るということなのかな。 まぁ、ワトフォードは自分でFAカップを取ったほうが話が早いですけどね。 この1週間はほんとプレミアリーグのためにあるような一週間だったなぁ。 あとは12日の最終節が盛り上がってくれれば何より。

シティ、リバプールのプレミアリーグプレイオフの可能性

現在、プレミアリーグは最終節を残した時点でマンチェスターシティが勝点で1ポイントリード。 得失点差でも4点上回っていることから、やや有利という状態です。 あくまで可能性の話なんですが、プレミアリーグは勝点、得点、失点がすべて同じだった場合、プレイオフが行われる規定になっているんだとか。 例えば最終節の結果が下記の場合 ・マンチェスターシティ 0-4で敗戦 ・リバプール 4-4で引き分け この場合は勝点95、得点91、失点26で並ぶため、プレイオフになるそうです。 まぁなかなか想像しづらいですけど。。。 その場合はいつやるんですかねぇ? 最終節の翌週はFAカップの決勝がありますので、26日とかになるのかな。

コンパニの契約についてはシーズン終了後に決定か。

[ペップ・グアルディオラ/ガーディアン紙より抜粋] 我々は彼と彼のエージェントと話をしたよ。 シーズン終了時にちゃんと話をするつもりだ。 彼は素晴らしい人間で、私を良く助けてくれている。 私はいつも、「彼はそんなに(試合で)使うことができないじゃないか」と言われているのだが、我々は彼の人間性を頼りにしているんだ。 このクラブが今の姿であるのは、ヴィンセントのような人たちのおかげなんだ。 FAカップの決勝が終わったら、双方にとってベストな決断をするよ。 我々は彼と3週間前、ひと月前に話をした。2~3回と、頻繁に話をしているんだ。 一緒にビールでも飲みながら、何がベストか、特に彼とクラブにとってのベストを探したい。 [ヴァンサン・コンパニ/ガーディアン紙より抜粋] 今はまだ(契約のことは)分からない。 (引退は)全く考えていない。まだプレーを続けるよ。 今のところ確かなことはまだ何もない。 ペップとしては残ってほしいという気持ちはあるようです。 ポイントはサラリーでしょうかねぇ。 出れば頼りになるとはいえ、やはり稼働率が低いので、冷静に考えるとコストパフォーマンスが良くないのは確か。 そうすると、ある程度サラリーを減らしても残るのか、それを良しとせず他に行くのかというところなのでしょうか。 コンパニがフリーなら取りたいところはたくさんあるでしょう。 コンパニが出るか残るかで、センターバックの追加が必要になるかどうかも変わってくるので、結論が出るまでにはあまり時間をかけないような気がします。 ただもしシーズン終了後の対談決定となると、ホームでのセレモニーなんかもちゃんとできないし、それはさみしいかなと。 残ってほしいですけどね。

ブルーノ・フェルナンデスはフェルナンジーニョの後釜?

マンチェスターシティがスポルティングのブルーノ・フェルナンデスを獲得しそうというニュースが、最近かなり出てきています。 チキ・ベルギスタインが獲得に自信、みたいな。 一部ではフェルナンジーニョの後釜、みたいに書かれているけど、そうなんだろうか? 試合を見ているわけじゃないのではっきり言えないんですけど、もっと攻撃的なミッドフィールダーですよね。 誰かの後継者という話なら、どちらかというとダビド・シルバのような気がします。 もしくは良い選手だと思うけどちょっとフィットできていない上に左に回せず使いづらいマフレズの代わりとか。 2018年の夏にはあまり出入りが無かったマンチェスターシティなので、この夏は少し大きな動きがあるかもしれないなと思っています。

ベルナウド・シウバもコンパニの残留を希望

[ベルナウド・シウバ/ガーディアン紙より抜粋] すごい選手、すごいキャプテンだ。もう何年か、僕らと一緒にここに残ってくれることを願うよ。 (コンパニは)クラブ最高の選手の1人だから、残ってほしい。 彼はこういうビッグゲームのためにいるような男だ。 必要な時にはいつもそこにいる。 プレッシャーを感じないんだろう。むしろプレッシャーを良い方向に利用するんだ。 あんなゴールが打てるとしたら、彼しかいないね。 優勝に導くかもしれない3ポイントを与えてくれたんだ。 彼がどう考えていたかは分からないけど、あのシュートは想像を超えている。  いやぁ、もう映像見てたらわかるけど、コンパニがあのシュートを放った瞬間、味方も相手も「マジか!」みたいな顔してるからね。 それであの軌道でしょ。 アグエロもベルナウド・シウバもテンション上がりまくって、全員満面の笑みだった。 あんなもん間近で見たら気絶するよ、ほんと。 マンチェスターシティは強くなったとはいえ、まだ強豪としては新興。 そういうクラブの風潮なのか、例えばダビド・シルバほどの選手でも大一番だとプレーに緊張というか焦りみたいなものが見えてしまう感じもあります。 最近入ってきたデブライネとかエデルソン、スターリングあたりは、根っからの強豪チームマインドを持っていると思うので、彼らの世代がシティの黄金期を作ってくれるんだと思いますが。 コンパニはダビド・シルバよりも古株で、強くなり始めたころからいる選手なのですが、チームレベルの上昇に脱落せずについてくるだけでもすごいのに、大一番でのあの鉄のメンタルは驚きです。 技術や体力的な面ではストーンズの方が上回っていると思いますが、チーム内での存在感はいまだにピカイチですね。 コンパニがいることでチームパフォーマンスが上がるという、雰囲気のある選手です。 やっぱり心配なのはケガ。 一応契約は今シーズンいっぱいで満了で、シーズン終了後に延長するかどうかの話し合いが持たれるそうです。 コンパニがいないマンチェスターシティはまだ想像できないので、もう少しいてくれるといいかな。

コンパニ「たくさん点を取るより、決める時が大事」

[ヴァンサン・コンパニ/公式サイトより抜粋] みんなが「うつなうつな」と言っていたのは聞こえていたよ。 私は、若い選手にいつシュートするべきかを教わるために今までやってきたわけじゃない。 15年間ずっと言ってきたんだ、今日みたいなやつをいつか決めるってね。 大切なのはゴールの数じゃなく、いつ決めるかということだ。 今日はあれが必要だった。 試合の最初から我々は強く戦って勝とうとしていた。カスパー・シュマイケルがいくつかビッグセーブをしていて、私が彼から得点を奪えるなんて今日くらいなものだよ。 ただチームに貢献しようと思っていて、今日、優勝にまた一歩近づいた。 リバプールもしかりですが、マンチェスターシティも優勝が近づいてくるにつれての緊張もあるのでしょう、かなり綱渡りの勝利が続いています。 なにしろコンパニがペナルティエリアの外から枠内にシュートを飛ばすの、2013年以来なかったらしいしね。 これでプレミアリーグの勝ち点は、マンチェスターシティ95、リバプール94。 マンチェスターシティが勝てば文句なく自力優勝。 引き分けた場合はリバプールが引き分け以下なら優勝。 負けてもリバプールが負ければ優勝、リバプールが引き分けた場合は得失点差ですが、得失点差ではマンチェスターシティが4点リードしているため、抜かれることはあまりなさそうに思います、、、けどね。 最終節の相手は、マンチェスターシティはブライトン、リバプールがウルヴァーハンプトン。 ブライトンは一応勝つと16位に上がる可能性がありますが、残留はすでに確定。 一方ウルヴァーハンプトンも7位が確定しており、いずれも順位争いという意味ではモチベーションはないものの、移籍市場を見据えた選手個人のアピールもあるし、、、まぁ難しいですね。 最終節はどんなドラマが待っているのか。 ・・・フツーに終わってもらって全然かまわないけどね。(^_^;)

ペップ、コンパニに「打つな」と言っていた。

[ペップ・グアルディオラ/公式サイトより抜粋] 試合の前に、「シュートはなしだ、ヴィニー」と言っていたんだ。 私の考えに従わなくて、彼が正しかったね。 信じられないよ。 すべての試合に勝ちたいという強い意志だ。 マンチェスターシティはレスターの守備に苦しめられる中、コンパニがまさかのスーパーミドルシュートを放って先制。それがそのまま決勝点となり、自力優勝へ望みをつなげました。 デブライネが打ったってビックリしちゃうかもしれないような、キーパーノーチャンスの完璧な軌道のシュートが、コンパニから放たれるとはだれも思ってなかったでしょうね。 レスターの守備もコンパニの前はあけてました。 なにしろボックス外から枠内に飛ばしたシュートは2013年以来らしいですからね。 ペップが試合前にシュートを打つなと言ったということは、ある程度レスターが守備的に来てセンターバックもシュートレンジまでフリーで近づける展開は予想していたのでしょうね。 今シーズンはリバプールとの優勝争いが熾烈で最後までドラマチックな展開になっています。 最終節、緊張しすぎて倒れそう・・・。(^_^;) ちなみにこのコンパニのゴール、今シーズンのすべての大会を合計したホームゲームの得点で、100点目になるそうで、これはクラブ記録なんだそうです。 同時にプレミアでもホーム57得点の記録、リーグのホーム戦全試合で得点と、いろいろ新しい歴史が。 持ってますな、キャプテン。

チャンピオンズリーグ敗戦後の戦いにペップがチームを称賛

プレミアリーグも残り二試合。 リバプールが辛勝ながらニューカッスル戦に勝利したため、引き続き自力優勝を確保するためには勝ち続ける必要があります。 ここまで戦ってきた選手たちにペップ・グアルディオラ監督が称賛の言葉を贈っています。 [ペップ・グアルディオラ/公式サイトより抜粋] フィールド上で主導権を握っている方がもちろん好ましい。 私は何をすべきかを示すことはできるが、実際にやるのは彼らだ。 特にチャンピオンズリーグの(敗戦の)後、彼らが私に見せてくれたパフォーマンスは、「ワオ!」というものだった。 厳しい結果から2日半後に、トッテナムのような強豪相手に素晴らしく献身的な戦いを見せてくれたし、その後もオールドトラフォードやバーンリーと続いた。 ポイントを落とすだろうという予想に反して我々は勝ち続けた。それはスタッフや監督ではなく、選手たちが成し遂げたことだ。 プレミアリーグは監督としてやってきて、対戦相手の質といい、一番厳しいリーグだ。 監督として対戦してきた中では特に2つのチームが素晴らしいと思った。 1つはメッシ、スアレス、ネイマールを要していたルイス・エンリケのバルセロナ、もう一つはリバプールだ。 昨シーズンは素晴らしいシーズンだったが、今シーズンは素晴らしいチームとの優勝争いになって喜んでいるよ。 我々は10ポイント差で負けていて、誰もがもう駄目だと思ったがそうではなかった。 選手、クラブそしてこの組織を誇りに思う。 しかしまだ2試合、厳しい試合が残っている。 レスターのプレーには感銘を受けたし、集中する必要があるね。 マンチェスターシティとリバプールの無敗が続いていた今シーズンですが、途中でシティはすこし足踏みしたところがありました。 リバプールはリーグの方は、1敗しかしていないのですよね。 その1敗の相手がマンチェスターシティなわけですので、あの直接対決は大きかったのですが。 いずれにしてもリバプールが37節を勝利したことにより、優勝は最終節にもつれ込むことが確定しました。 レスターのバーディはなんだかしらないけどトップ6相手での得点率が高いらしいのでちょっと厄介かなぁ。

プレミアリーグ2018-19シーズンの優勝争いは超激戦

プレミアリーグは最初の3シーズンは、22チームでスタートしましたが、実はその時も含めて2位のチームが勝ち点90を超えたことはないんですね。 つまり90を超えたら優勝なんです、普通は。 今までの2位のチームの再考勝ち点は89。 これは2011-12シーズンのマンチェスターユナイテッドで、この時は勝ち点89で2チームが並んだものの得失点差によりマンチェスターシティが1968年以来となる劇的な優勝を飾りました。 アディショナルタイムのバロテッリからのアグエロ弾は伝説ですね。 1位が勝ち点90を超えること自体もあまり多くなく、過去7回しか無いようです。 1999-2000:アーセナル 91 2003-04:アーセナル 90 2004-05:チェルシー 95 2005-06:チェルシー 91 2008-09:マンチェスターユナイテッド 90 2016-17:チェルシー 93 2017-18:マンチェスターシティ 100 今シーズンはあと2試合残した時点で、1位のマンチェスターシティが92、2位のリバプールが91と、史上初の激戦となっているわけです。 こうなってくると最終節までもつれ込むんだろうなと思っちゃいますが、例えば次節、リバプールが負けか引き分けてシティが勝ったりすると、ポロっと優勝が決まっちゃったりする可能性もありますね。 今まで過密日程で苦しい思いをしてきたマンチェスターシティですが、チャンピオンズリーグで敗退したことにより、残りの試合は比較的余裕のある状態で戦うことができるようになりました。 逆にリバプールは間にバルセロナ戦を挟むため、移動もありますし、体力やメンタル面でもなかなか厳しいところがあるかもしれません。 1stレグは敵地とはいえ破れて厳しくなってしまいまし。。。 まぁ、せっかくだから最終節までもつれ込んだ末に優勝するのが一番気持ちいいかな。