投稿

11月, 2019の投稿を表示しています

マンチェスターシティ、チャンピオンズリーググループステージ首位通過決定。

チャンピオンズリーグのグループステージ第5節が終わり、マンチェスターシティは首位での通過が確定しました。 [ペップ・グアルディオラ/公式サイトより] 次のラウンドに進めてよかった。私たちはそれに値するし、(シャフタール戦の)後半はよく戦った。 前半戦より後半戦の方が良かったね。わずかにカウンターアタックを食らっただけだった。 トッテナムも今年もグループステージを抜けた。 おそらくイングランドの4クラブすべてが突破するだろう。 シャフタールドネツクとは何度も対戦しているが、彼らには常に質の高い選手がいる。 全体にわたってチャンスはつくっていたが、結果的に引き分けで十分だった。 まぁペップのことですから口ではこういいながらも不満はあるでしょうけど、けが人も多いし、連戦の疲れでコンディションが上がっていない選手もいるように見えるので、首位通過を決めたという結果をまずは評価する、ということでしょうか。 ●シティの左サイドはかなり狙われていた もちろんシャフタールは良いチームですね。 スタッツにも出ていると思いますが、シャフタールの攻撃は右側からが多かった。 ここは今シーズン戻ってきたサイドバックのアンへリーニョのところで、その横には急増センターバックのフェルナンジーニョという布陣なので、一番穴に見えるところでしょう。 実際、この2人の守備時のポジショニングはまだ良いとは言えなかったかなと思います。 ●攻撃陣を封じられていた 特に前半ですが、シャフタール・ドネツクはガッツリ守備陣形を敷いていて、クロスを入れる隙がありませんでしたね。 デブライネやベルナウド・シウバも崩しきれなかったし、スターリングが動くスペースもなかった。 シティ相手にこういう守備陣形で入るチームは多いのですが、問題はそれが90分続くのかというところで、少ないチャンスでも決めてくるシティの攻撃陣ですからなかなか1試合通して守り続けるというのは難しいと思います。 でもシャフタールの守りは集中してましたね。 1点取られてからも崩れなかったですし。 それとやや気になるのは、シティの攻撃陣の迫力が落ちているようにみえることかな。 デブライネやスターリングは、今シーズン開幕からすごいインパクトを残してきましたが、ここのところ少し調子が落ちてきているよ

ダビド・シルバ、札幌?神戸?

バレンシアから移籍してきて10年目、今年いっぱいでの退団を表明しているダビド・シルバですが、まだまだトップレベルのクオリティを維持しているため、マンチェスターシティの次にどこに行くのか、というのはちらほら話題になります。 シティと戦う気はないらしく、プレミアリーグは選択肢に無いようです。 また、出身のラス・パルマスでプレーしたいという希望は以前から明らかにしているものの、2部では難しいだろうということも言っています。 2部では難しいというのはお金の問題なのか、プレーレベルを考えてのことなのかその辺はよくわかりませんが。 最近海外、とくにスペインのスター選手が多く所属するようになったJリーグのクラブも名前が出てきていまして、まずは神戸。 ヴィッセル神戸は以前からうわさがあって、ここまで出てくるということは実際何らかの接触もしているんじゃないかと思います。 で、昨日ダビド・ビジャが引退を表明したこともあるのでしょう、また新しくうわさが出てきました。 それと先週出てきたのが札幌。 札幌がダビド・シルバ獲得に動いているという記事は、探した限り海外のメディアでは出ていないようなので、これは何かの間違いじゃないかと思いますけど。 神戸に関しては、ビジャがいなくなった分は給与枠としても余裕が出るのかもしれないし、大物外人が一人いなくなったら代わりに一人獲りそう、というのは分からない話ではないですね。 今、大物で来年フリーになるスペイン人といったらダビド・シルバですから、もちろん噂はたくさん出てくるでしょう。 でもね。 神戸が気にすべきはそこなのか、と考えるわけです。 正直言って、神戸、弱いですよね。 天皇杯は勝ち進んでいるし、リーグも降格はしないと思いますけど、圧倒的にかけている金額に見合わない成績でしょ。 それでシルバを獲って何が変わる? シルバはビジャのように、一人で何とかしちゃう選手じゃないですから、周りのレベルも高くないと浮いちゃいますよ。 そういう意味で言うと、個人的には、札幌の方が面白そうだなと思った。 チャナティップが居るし。

ベルナウド・シウバ、1試合の出場停止

ベルナウド・シウバのSNSでの投稿についての、FIFAの裁定が決定しました。 ファーストチームでの1試合の出場停止と、5万ぽんどの罰金、それと研修をうけること、ということで。 そもそも何なのかっていうと、ベルナウド・シウバがマブダチのメンディに似てるよねっていって、お菓子かなんかのキャラクターのイラストを投稿したということなんですね。 で、メンディは黒人なのですが、これが人種差別を想起させるのではないかということで調査の対象になりました。 該当の投稿はすぐに削除され、ベルナウド・シウバ本人は「最近は友人と冗談を言うこともできない」と嘆いておりました。 ペップやスターリングなどのチームメイトもベルナウド・シウバを擁護する意見を出していました。 もともとメンディとベルナウド・シウバはモナコ時代からの親友ですから、傷つけるような意図はないと思うんですけど、まぁ、FIFAのルールとしては個別の状況までおもんばかっていると大変なので、このような結果となったわけですね。 ちなみにこれは、FIFAのルールのE3という条項に当たるようです。 まず、E3(1)として、攻撃的・不適切・サッカーの評判を落とすものであるという判断。 さらに、E3(2)として人種差別的な要素が含まれているということで罰が加重されると。 なかなか難しい問題ですけど、1試合で済んでよかったです。

リバプール対マンチェスターシティ戦のハンド疑惑?

まぁまたいろいろ判定について言われているわけですが。 まず最初にクリアにしておきたい点としては、DAZNの日本語コメンタリーで実況・解説が「プレミアリーグでは」あまりVARオンフィールドレビューを行わない運用になっているという話をしていること。 VARについてはどうしても導入初期のオンフィールドレビュー(いわゆる主審が画面を見ること)の印象が強いのですが、最近ではこれはどんな試合でも少なくなっています。 オンフィールドレビューをするか、VARオンリーレビューで済ますかという基準については各国共通の競技規則で規定されており、「プレミアリーグでは」という考え方はそぐわないですね。 実際、たとえば日本のルヴァンカップ決勝でも、VARが関わったシーンは結構ありましたが、オンフィールドレビューは1回しか行われていません。 さて、ハンド疑惑。 2回あったのですが、いずれも「どちらともいえない」といってよいシーンだと思います。 ただし、不自然な位置に腕が上がっているかどうか、といわれれば、「ない」とする方が多数派ではないかと思います。6:4くらいかもしれないけど。 いずれにしても主審がすぐにノーハンドの判定をしており、VARとしては「かなりな確率で間違いだろう」と思えなければ主審の判定を支持するのが正しい流れですので、これはノーハンドの判定が支持されたということになります。 とはいえ、これは「ハンドだ!」と主張する人がいるのも無理がないシーンでしょうね。 特にテレビで見ている人はスローで観ますのでよりハンドに見えてくるという点は考慮したいところです。 僕としては、「ハンドとされても文句は言えないが、ノーハンドだろう」と思います。

ウォーカー、キーパーを指導(笑)

エデルソンのケガ、ブラーボの退場で急遽ゴールキーパーをすることになったウォーカー。 枠内に飛んできたシュートは幸い1本のみで、それもなんとか止め、引き分けによる1ポイントを手にしました。(その止め方にスターリングはバカ受けだったらしいけど) ウォーカーのコメントが公式サイトに掲載されています。 [カイル・ウォーカー/公式サイトより抜粋] キーパーを志願したかって? まぁ、ちょっとは。 たまにトレーニング中にキーパーたちと冗談を言い合ってるんだよ。 キャッチの仕方とかそういうのを。 でも今夜分かったんだけど、ときには2回タッチすることが必要な場合もあるね! 冗談はさておき、僕らはここへポイントを取りに来た。 アタランタは良いチームだよ。 マンツーマンで付いてきて、チャンピオンズリーグに居るだけのことはある。 こういうおわりかただったし、1ポイントを手にして帰れるのはまぁ、良かったかな。 ディフェンダーということもあって、練習中もキーパーとコミュニケーションする場面も多いのかもしれませんね。 キーパーの仕事というのはフィールドとは全然違いますので、あのレベルでたとえ1本でも防いだというのはすごいことです。 本当は勝って通過を確定したかったところですけど、アタランタは結構やりますよね。 次のリバプール戦、エデルソンはどうなのかわからないところが不安かな。。。

ブラーボの退場は妥当なのか。

マンチェスターシティ、大ピンチ! 前半でGKエデルソンが負傷し、後半のスタートからピッチに立ったGKのブラーボ。 で、そのブラーボが、決定的な得点機会の阻止(最近はやりのDOGSO)をしたとして一発退場を食らってしまい、なんとサイドバックのカイル・ウォーカーがゴールマウスを守る羽目に。 試合自体はなんとか引き分けて勝ち点1を獲得、4試合終わって勝ち点10ということで、だいたいこれで抜けたかなという感じではあります。 問題はブラーボがファウルを取られたシーン。 当然ながらVARも入ってオンフィールドレビューもしていますが、「ファウルではないのではないか」というコメントもちらほら。 なんでもヴェンゲルも「ファウルではない」と言っているとか。 (ヴェンゲルってこういう時は「私には見えなかった」って言うんじゃなかったっけ?w) リプレイ映像は色々なところで出回っているので是非ご覧になっていただきたい。 まず審判の位置ですが、カウンターなのもあり、主審は結構遠い位置から見てます。 アングル的には、ほぼ真後ろ。 ただ、横からだと逆にブラーボの体で接触が隠れそうなので、結果的には後ろから見ている方が見やすかったかもしれないですね。 副審はもちろん横についていていい位置で見てます。 このシーン、主審は迷わず退場を提示していますが、副審は何もアピールしていないんですね。 副審は明らかなファウルであるという確信が持てていないわけです。 副審の方が良く見えるのではないかとも思える状況なので、この時点でちょっと疑問符がついちゃう気もします。 で、実際に接触があったかどうかということで言えば、少なくともブラーボの頭が相手の左足に当たっていて、おそらくこれが転倒の原因と思われます。 ブラーボの手が足を引っかけたかどうかについては、ちょっと何とも言えませんね。 これをどう判断するかは難しいところ。 ファウルをもらいに行ったようにも見えないこともない。 ブラーボが頭で相手を倒しに行ったということは考えにくいけど、たとえ不慮の事故であれ、頭が接触して相手が倒れ、得点機会を阻止したのならファウルになるのは仕方ないです。 だから争点は、相手選手がわざと接触して転んだのかというところだと思います。 こういう、意図の話になってくると、正直本人

スターリング=ベイル+98億?

レアル・マドリーがラヒーム・スターリングを狙っているといううわさ話はずっと出てますね。 つい先ほども、ベイル+98億円を用意しているというのを見ました。 スターリング、欲しいですよね。 たぶん、どこのクラブだってほしいと思います。 もともとスピードには定評があったところに体の強さを手に入れ、さらに得点・アシストという数字も残し、ケガ離脱をほとんどしないという驚きのスペックに加え、まだまだ年齢的にも成長の余地がありますからね。 問題は、値段と本人の意思でしょうね。 値段に関して言えば、ベイル+98億円なんて正直安すぎると思います。 ベイルは良い選手ですけどそろそろ年齢的なところが気になりますし。 後はスターリングがキャリアについてどう考えているかというところですけど、ペップとの指導との相性が抜群に良くて、今、シティでも一番といっていいくらい大事な選手になっています。 世界でも指折りな監督がここまで認めてくれているという点では悪くは思っていないはず。 首脳陣からも評価されていますので、給料アップという話もありますし。 さらにいうと、Brexitがどうなるかというのも影響しますね。 スターリングは英国籍ですので、Brexitの結果によっては英国内での価値が非常に高くなります。(それはベイルもだけど) なので、他のリーグよりも英国内の方が、金額的には高く評価してもらえるはずですね。 個人的には特にBrexitが結構大きな要素だと思っていて、基本的に英国籍の有力選手が海外のリーグに出ていく可能性は当面は低いと思っています。 アレクサンダー・アーノルドとかもね。 ま、まとめると、ずっとシティに居てね、ってことなんですけど。

アタランタ戦はビッグウィークの始まり

マンチェスターシティはチャンピオンズリーグ、グループリーグ第4節のアタランタ戦が明日、そしてリバプールとの大一番が日曜日と勝負の一週間を迎えます。 [ペップ・グアルディオラ/公式サイトより抜粋] 我々にとって大変な一週間になるだろう。 イタリアにきてアタランタと戦い、日曜日にはリバプール戦だからね。 なるべく早く予選勝ちぬけを決めたい。 ローテーションという考えはないよ。 一試合一試合を別々に考えている。 明日勝利して、またベスト16に行けるとなれば素晴らしい。 だがもしだめでもホームのシャフタール戦、アウェイのディナモザグレブ戦がある。 明日は最も大切な一戦だ。 いいプレーを心掛ける。 そしてそのあとはまた次だ。 チャンピオンズリーグの予選リーグはまだ決定ではないとはいえ、ここまで3戦全勝なのでだいたい抜けた、という感覚があるはずですよね。 それに加えて週末のリバプール戦の重要度を考えると、どうしても気持ちがそちらに行ってしまいがち。 ペップ以前のマンチェスターシティは、そういうゲームをよく落としていましたし、まぁ他のチームだって集中力の面でちょっとさがるものでしょう。 だからこそ、この試合を落とさないことが大事。 とれると思っているところで取りこぼすと気持ち的にも結構マイナスですからね。 圧倒的な攻撃力で仕留めちゃってほしいです。