プレミアリーグにおけるマンチェスターシティの経済的な位置づけ

2017-18シーズンの決算が各クラブから発表されたようで、ガーディアン紙が各クラブの比較記事を出しています。

それによるとマンチェスターシティの概要はこんな感じ。

売上高:5億ポンド
給料支払い:2.6億ポンド(売り上げの52%)
税引き前収益:1000万ポンド


売り上げではマンチェスターユナイテッド(5.9億ポンド)に次ぐ2位、給料支払い額では、マンチェスターユナイテッド(2.96億ポンド)、リバプール(2.64億ポンド)に次ぐ3位となっています。

2017-18シーズンは、100ポイントを取っての圧倒的な優勝でしたので、獲得ポイント当たりの給料という意味ではコスパが良かったと言われるゆえんですね。
シェイク・マンスールは5800万ポンドを追加投資しており、2008年以来のトータルの投資額は13億ポンドとなったそうです。
・・・すげぇな。

収入を、入場料などの試合によるもの、TV放映権料、その他営利活動(スポンサー料など)に分けた場合、ユナイテッドに大きく負けているのは入場料部分。

マンチェスターシティが、5700万ポンドなのに対し、マンチェスターユナイテッドは1億1000万ポンドと倍近くになっています。
これはスタジアムの収容力の差もあるでしょうね。
ただ、同規模のアンフィールドをホームとしているリバプールでも8800万ポンドとなっていますので、人数だけではないみたい。
シティは平日開催の試合などはエティハドが満席になっていないようなのも見かけます。
チケット料金などは向こうの仕組みが良く分からないから何とも言えないけど、この辺りは新興勢力であるが故の、現地に毎回詰めかけるサポーターの絶対数では引けを取っているのかなと感じます。

まぁでも、今年は日本にも来ますし、プーマとの大型契約もあって世界中のサッカー界での存在感が高まるにつれ、その辺は改善してくる部分かと思ってます。

あとは今、結論待ちとなっているFFPの判断がどうなるかですね。。。

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