まとめるとこういうこと?(訂正)
マンチェスター・シティはUEFAのFFPなどの規則には違反している
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しかし証拠不十分、もしくはだいぶ前のことなので時効とも言える
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UEFAは調査への妨害があったなどとしてCLへの出場停止を主張しているがそれはてきせつではない(おもすぎる)から撤回すべき
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しかしことの重大性を考えると罰金は支払われるべき。(ただしUEFAの当初の主張の3分の1に減額)
と、簡単にまとめるとこういうことっぽいですね。
違反していると言い切られてしまったのはなんかまぁ、そこはがっかり。
でも、それが真実なのでしょうね。
ただUEFAがこうやって後になっておもすぎる罰則を課そうとしてきたということは、出る杭は打たれる的な部分があって、そこをシティの弁護団も防衛ラインにしていたのかな。
要するに、我々にも非があったことは認めるが、クラブが存在感を増して来たから罰せられるというのは不公平ではないか、みたいな?
(これ、僕の想像ね)
ファイナンシャル・フェアプレー自体があんまりいい制度とは言えなくて、結局昔からのメガクラブと弱小クラブのヒエラルキーを維持しようというベクトルのものですので、ここらでいっぱつオイルマネー勢力を叩きたかったUEFAが返り討ちにあったということでしょうか。
ファイナンシャル・フェアプレーって正直何がいいのかさっぱりわからないし、このルールはまた変わっていくのではないかなと期待します。
=====以下訂正
CASのドキュメントによると
MCFC has contravened Article 56 of the Club Licensing and Financial Fair Play Regulation.
(マンチェスター・シティはクラブライセンスとFFP規約の56条に違反した)
とあるので、資金の調達に関しての違反がある事自体は認めたのかと思ったのですが、条文を見てみたら違いました。
56条はResponsibilities of the licensee(ライセンス保有者の責任)という条文で、簡単に言えば必要な情報を提供するとか、その情報が虚偽でないことを保証するとかそういうことに関する規定です。
つまり、CASの罰金はあくまでマンチェスター・シティが必要な情報を出していなかった(UEFAが非協力的だったと言っている)部分に関するものであり、資金の流れについては言及していません。
「FFPに違反していても罰金でいいならオーナーが資金入れたチームが勝ちじゃん」という批判が多いですけど、これだとその批判は間違ってますね。
強いな、シティの弁護団。。。