ギャリーネビルのFFP批判が率直すぎる。

元マンチェスターユナイテッドのギャリーネビルは、今は解説者なんかをしているみたいですが、今回のマンチェスターシティに対するUEFAの処置を支持していないようです。
そもそもFFPが嫌いなようで。。。(^_^;)

[ギャリー・ネビル/スカイスポーツサイトより抜粋]
私は常から、FFPは間違った規則を適用していると考えている。
簡単に言えば、オーナーが俱楽部と契約したら、その契約を全うするだけのお金を持っているべきだ。シティのオーナーも持っていた。
チェルシー、マンチェスターシティー、レスター、ジャック・ウォーカーの時代のブラックバーンを見てみれば、こういったクラブはすでにFFPを満たせる収入があるマンチェスターユナイテッド、リバプール、アーセナルよりも下にいた。
言いたいことは、FFPはブラックバーンや他のクラブのように、フットボールコミュニティを刺激する投資を抑制しているということだ。
持続可能で純粋な成長をもってマンチェスターユナイテッドに追い付けとシティに言うことはナンセンスだよ。
ユナイテッドは収入がはるかに多く、規模もファンの数も、すべてにおいてシティより勝っていた。
シティがユナイテッドの行に達するには、オーナーの投資しかなかったんだ。
私がシティの成功を願ってこういうことを言っているのかって?
それはノーだ。
私はどちらかと言えばユナイテッドに成功してほしいと思っているからね。
だがフットボールで、競争を妨げるということはばかげている。
経済的な強さを背景に2~3のクラブが勝ち続けるなんて競争原理に反するよ。
私はもちろんSalfordのオーナーだ。
自分のクラブに投資することができないなら、今やっていることはすべてできないことになってしまう。

要するに一般に言われるFFP批判の総まとめですね。
無茶苦茶な投資はダメだけど、それを止める手段はFFPじゃなくて他にあるはずだということも言っています。
結局FFPが今の秩序の維持だ、という感覚は、現場にもあるということですよね。

ただしここで大事なことは、仮にFFPはやり方が間違っているとしても、悪法も法ですので守ることを承認した以上、違反は違反です。
もしマンチェスターシティがルールを破っているなら、論点はFFPが妥当かどうかではなく、処罰の重さが妥当かどうかという部分になるはずです。

さらにそれ以前に、潔白を証明することができると自信があるようですので、順番としてはこうなるかな。

1.完全な無罪を主張
2.有罪だとしても罰則が他のクラブと比べて不当に重い
3.FFP自体が妥当ではない

シティの経営陣は一流の弁護団を組織して徹底抗戦するようなので、どのような展開になるかは見守りたいと思います。

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