チャンピオンズリーグ、グループステージを終えて。

2019-20シーズンのチャンピオンズリーグはグループステージの試合が終了、マンチェスターシティは5節終了時点で首位通過を決めていましたが、最終節も勝利し、危なげなさを見せつけました。

まぁ、今年のグループステージの組み合わせは正直言って戦いやすかったですね。
残りの3チームは実力が拮抗していたようで、最後まで順位が確定しなかったのは、大変でしたが。

プレミアリーグでは首位リバプールに勝ち点14差という大差をつけられての3位に沈んでいるわけですが、CLの方がひと段落着いたわけですし、年末年始の過密スケジュールですこしリバプールも苦労すると思うので、ちょっとここで差が縮まってほしいところ。

もっともこればかりはリバプールが調子を落としてくれるのを待つしかないんですけどね。。。

チャンピオンズリーグ最終節は消化試合になるかと思いきや、意外と面白かった。

●メンディのクロスが炸裂

メンディは加入3年目ですけど、ケガの期間が長すぎていつまでたってもあまりフィットできていない感じでずっと来てしまいました。
今シーズンは出場数も増えてきていますが、どうもクロスが適当だなと感じてしまっていたのですよね。
シンプルに入れるのは彼の良さだということもできるものの、結局精度を欠くならボールを捨ててるようなもんですからね。

ただディナモ・ザグレブ戦は良かった。
アシストになったシーンだけでなく、後半はかなり危険なクロスを何本も上げることができていました。
これはディナモ・ザグレブの守備のプレスがゆるいというのもあるとは思いますけど、今後に期待できるという意味では好材料。

●フォデンのアイディア

前半はいまいちだったんですけど、フォデンも後半はかなりいいアイディアを出していました。
特にメンディんのアシストになったシーンはフォデンのスルーパスから始まっていて、こういうパスが常に出るようになってくるとシティでスタメン争えるなと思います。
得点シーンもうまいところに入っていって合わせたし。

●ジェズスの好調

ジェズスは今シーズンは本当に調子がいい。
これでアグエロのサブっていうのが申し訳ないって思いがちですけどアグエロがもっと好調だからね~~~、っていうぜいたくな話です。
今はアグエロがケガなのでジェズス一本ですけど、この調子で2人を交互に使えたら、アグエロ復帰後のシティの攻撃力は去年以上にエグイ感じになるでしょう。

●前線のフォーメーション

シティは前線の選手が左右を入れ替えたりトップとサイドが位置を交換するということはよくやっていますが、ディナモ・ザグレブ戦では特にポジションの入れ替えの自由度が高かったように思います。
マフレズ、ベルナウド、フォデン、ギュンドアン(途中からジンチェンコ)のあたりの4人は前後左右も含め、結構自由に入れ替わっていました。
相手にボールを奪われた瞬間など、スペースの埋め方で一瞬テンポが遅れるシーンがあったものの、攻撃時においては相手に混乱を与えていたと思います。

特にジンチェンコが復帰し、しかもサイドバックではなく中盤でプレーしたというのはとても見ごたえがあったかな。

この路線はもっとやっていいと思います。
最近はガッツリ守備をするチームを崩しきれないイメージがあるので、せっかくの個人力の高さを生かして、どのポジションにうつっても同じ迫力が出せるというところで相手を圧倒していくべき。


週末のアーセナル戦のあともイングランド特有の過密日程が続きます。
ここは踏ん張って、リバプールの足踏みを待ちたいところ。
年明けには、少し背中が見えてくるといいのですけど。。。(8ポイント差くらいなら何とか・・・)

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