マンチェスターシティ対ディナモ・ザグレブ戦のジャッジについて
2019-20シーズン、チャンピオンズリーググループステージ第2節、マンチェスターシティ対ディナモ・ザグレブは、2-0でホームのマンチェスターシティが勝利しました。
まぁ、実際は点数以上に圧倒という感じでしたね。
ポゼッションもたぶん8割に近いのではないかと思いますし、ディナモ・ザグレブ、シュート打ったっけ?くらいな印象です。
さて、この試合、ジャッジに見どころがありましたかね。
結論から言うと、僕としてはまぁ、結構いいレフェリングだったんじゃないかなという気はしてます。
この試合、結構双方の体のあたりが強くて、選手が転倒するシーンも多かったのですが、主審は取るべきところと取らないところをしっかり線引きしていたように思います。
また、一見ファウルに見えるようなシーンをノーファウルとした後、「それがファウルじゃないならこっちも強く行っちゃうよ」的なプレーはしっかりファウルを吹いていました。
結果として最後までバチバチのインテンシティの高い試合が展開されましたので面白かったですし、それでもけが人が出るようなラフプレイは発生しませんでしたので、成功と言っていいのではないでしょうか。
このシーン、意図的にボールを手で扱っているようには見えません。
しかし現行ルールでは意図的かどうかにかかわらず、体を不自然に大きくみせるような不自然な手の位置の場合はハンドとみなされることになっています。
今回のシーンはボールの滞空時間が長く十分避ける余裕もありましたので、これはハンドという判定になってもおかしくないですね。
ただポイントは「不自然な位置」というところ。
これに関してIFABは、「ディフェンダーは自然な位置に腕を置くことを認められるべきである」とも言っていて、要するにハンドを避けるために不自然なほどに腕を隠さなくてもよい、という意味もあるわけです。
今回の手の位置が自然か不自然かというのは難しいところ。
リプレイをみたら確実に不自然という意見が多くなると思いますが、リアルタイムの中で前後の動作のつながりで見ると、ただバランスをとる一連の自然な動きという解釈もできるようにも見え、ジャッジリプレイのような検証番組があるなら見てみたいところですね。
ただ、僕の意見としては、上記を踏まえると、ノーハンドという結論もあり得ると考えています。
なにしろ珍しいことに、両チームの監督がそろってイエローカードをもらいましたからね。
どっちも納得がいっていないということです。
アグエロも主審にしきりに確認していましたし、交代で下がるときにもちょっと気持ちが消化できていないような面持ちでした。
これに関しては、ジャッジについてのコミュニケーションの部分で不足があったのではないかなと想像します。
まぁ、ここはほんと想像するしかないのですけどね。
何がファウルで何がファウルでないのかというところの判断の根拠が共有できれば、それほど不満が出ることもなかったように思います。
VARが入ったシーンでややもたついたりもしていましたので、経験なのか、もしくはオランダ人の主審ということで言葉の部分で足りないかったのか、そういう微妙なところかもしれません。
あくまで想像ですよ。
ただ、全体を通してみると、ファウルを取っていないところは確かにリプレイで見ればファウルじゃないなと納得できるものがほとんどでした。
僕らはテレビでリプレイが見られますのでそう思えるのですが、選手はそうもいきませんのでコミュニケーションが大事なところかなと思います。
まぁ、実際は点数以上に圧倒という感じでしたね。
ポゼッションもたぶん8割に近いのではないかと思いますし、ディナモ・ザグレブ、シュート打ったっけ?くらいな印象です。
さて、この試合、ジャッジに見どころがありましたかね。
結論から言うと、僕としてはまぁ、結構いいレフェリングだったんじゃないかなという気はしてます。
この試合、結構双方の体のあたりが強くて、選手が転倒するシーンも多かったのですが、主審は取るべきところと取らないところをしっかり線引きしていたように思います。
また、一見ファウルに見えるようなシーンをノーファウルとした後、「それがファウルじゃないならこっちも強く行っちゃうよ」的なプレーはしっかりファウルを吹いていました。
結果として最後までバチバチのインテンシティの高い試合が展開されましたので面白かったですし、それでもけが人が出るようなラフプレイは発生しませんでしたので、成功と言っていいのではないでしょうか。
●ディナモ・ザグレブのハンド疑惑は?
一番きわどいかなと思う判定は、前半、ディナモ・ザグレブのPA内でハンドがあったのではないかというところでしょうか。このシーン、意図的にボールを手で扱っているようには見えません。
しかし現行ルールでは意図的かどうかにかかわらず、体を不自然に大きくみせるような不自然な手の位置の場合はハンドとみなされることになっています。
今回のシーンはボールの滞空時間が長く十分避ける余裕もありましたので、これはハンドという判定になってもおかしくないですね。
ただポイントは「不自然な位置」というところ。
これに関してIFABは、「ディフェンダーは自然な位置に腕を置くことを認められるべきである」とも言っていて、要するにハンドを避けるために不自然なほどに腕を隠さなくてもよい、という意味もあるわけです。
今回の手の位置が自然か不自然かというのは難しいところ。
リプレイをみたら確実に不自然という意見が多くなると思いますが、リアルタイムの中で前後の動作のつながりで見ると、ただバランスをとる一連の自然な動きという解釈もできるようにも見え、ジャッジリプレイのような検証番組があるなら見てみたいところですね。
ただ、僕の意見としては、上記を踏まえると、ノーハンドという結論もあり得ると考えています。
●選手やコーチとのコミュニケーション
ただ、普段だと取ってもらえているという感覚のプレーでファウルがもらえないということからなのか、選手やコーチなどの当事者たちは結構イライラしていたみたい。なにしろ珍しいことに、両チームの監督がそろってイエローカードをもらいましたからね。
どっちも納得がいっていないということです。
アグエロも主審にしきりに確認していましたし、交代で下がるときにもちょっと気持ちが消化できていないような面持ちでした。
これに関しては、ジャッジについてのコミュニケーションの部分で不足があったのではないかなと想像します。
まぁ、ここはほんと想像するしかないのですけどね。
何がファウルで何がファウルでないのかというところの判断の根拠が共有できれば、それほど不満が出ることもなかったように思います。
VARが入ったシーンでややもたついたりもしていましたので、経験なのか、もしくはオランダ人の主審ということで言葉の部分で足りないかったのか、そういう微妙なところかもしれません。
あくまで想像ですよ。
ただ、全体を通してみると、ファウルを取っていないところは確かにリプレイで見ればファウルじゃないなと納得できるものがほとんどでした。
僕らはテレビでリプレイが見られますのでそう思えるのですが、選手はそうもいきませんのでコミュニケーションが大事なところかなと思います。