シャフタール戦で見た、マンチェスターシティの新しい可能性

ラポルテとストーンズという、センターバックの主力2人がそろってケガ離脱中と、やや緊急事態に陥っている感のあるマンチェスターシティですが、チャンピオンズリーググループステージ初戦(シャフタール・ドネツク戦)はアウェイで3-0と快勝。

センターバックはオタメンディとフェルナンジーニョのコンビで、フェルナンジーニョはもちろんそつなくこなしました。
また、この試合ではいろいろ他にも可能性が見えてきた感じがします。

●ギュンドアン

ギュンドアンは今シーズンは動きがいい。
2列目という得意と思われる位置で起用されることが増えたこともあるのだと思うが、明らかに速い。
シャフタール・ドネツク戦でも素早く相手のディフェンスの間に滑り込んだ得点シーンの他にもかなり前線付近で危険な存在になっていました。

最後にはアンカーのポジションに回ったかと思いますが、このポジションについても昨シーズンの終盤からはうまくこなすようになっていました。
サネもケガ離脱中ですので、前線でかなり重要な選手になりそうです。

●ロドリ

ロドリのパス成功率の高さが半端ない。
というか、昨日に至っては82本のパスすべてを成功させました。100%です。
若干、受け手に甘えてるパスもあるとは思いますけど、とにかくこの位置でパスミスからのロストがないというのはクリーンシートという結果にも大きく寄与しています。

体格がいいこともあって、パス以外でもボールロストが少なく、特にギュンドアンの得点シーンは、ロドリが2人をかわしたところが起点になっていると思うので、頼もしい。

●ジェズス

ガブリエル・ジェズスもいつまでも若手と言っていられないわけですが、ポジショニングや決定率がかなり改善しているようです。
守備時のコースの消し方もうまくなりました。
もちろんフォワードなんで得点も期待したいですが、得点という数値に現れている以上の貢献度です。

●ジンチェンコ

いよいよメンディが戻ってきて、終盤にピッチに入りました。
ジンチェンコと交代するのかと思いきや、ロドリと交代したんですね。
この時点でギュンドアンが3列目に下がり、守備時はジンチェンコがダブルボランチ的に並び、攻撃時には中央の前に出られるようになりました。

ジンチェンコは本来ミッドフィールダーですからね。
サイドバックで定着しちゃっているけど、メンディが計算できるのなら、ジンチェンコをまえめで使うオプションはありでしょう!

22歳にしてどこでも器用にこなすユーティリティ性を身に着けつつあるので、常に入れておきたい選手かもしれない。
良い選手に育ってきました。


さてさて、そのほかにも、スターリングが良いこともわかってるし、けが人が多くてもわりと明るい材料だってあるよね。
センターバックコンビが復帰するまでの間、十分何とかなりそうな気がしてきました。

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