ペップ、サポーターの応援を欲する

ペップ・グアルディオラが珍しく、サポーターの応援についてインタビューで話しているようです。

[ペップ・グアルディオラ/ガーディアン紙より抜粋]
選手だけではなく、ファンが準決勝に行きたいと思っている、というところを見たい。
この20ヶ月間、選手たちは自分たちの成し遂げてきたことを誇りに思っている。
でも、かれらも人間だ。
試合中には厳しい時間帯もあるし、そういう時にはサポーターが必要なんだ。
ここからさきはサポーターなしでは進めないよ。
マンチェスターシティは急激に強くなったチームなだけに、サポーター力が弱いという面はあります。
僕は現地の雰囲気は分かりませんが、なにしろマンチェスターといえばユナイテッドという時代が長かったわけですから、今では実力と現地サポーターの母数が釣り合っていないでしょうね。

実際ミッドウィークの試合だと、かなりなビッグマッチでも空席が目立つときもあります。
声援についてもリバプールのyou'll never walk aloneみたいのは特別だとしても、「ホームならではの雰囲気」というものはあまり作れていないようです。

そこはまぁ、遠くから応援している日本のファンとしてはどうにもできないので、なにか言うつもりはないけど、欧州の強豪としてのマンチェスターシティの歴史はまだこれからなのかなという感じですね。

さらにペップのチャンピオンズリーグ感が続きます。

[ペップ・グアルディオラ/ガーディアン紙より抜粋]
みんなが私のことをチャンピオンズリーグを取りにここに来たんだと言っていることは分かっている。
だけど、実はそうではないんだ。
私がここに来たのは、このチームと、今やっている(ここ20ヶ月でやってきた)スタイルでのサッカーをしに来た。
それがここに来た理由だよ。私のやりたいサッカーをやるためだ。

もちろんチャンピオンズリーグは取りたい。
バイエルンは、もちろんビッグクラブで、3シーズンであらゆるタイトルを取ってきたが、チャンピオンズリーグではうまくいかなかった。
私にそれについて何が言えるだろうか。
私はその失敗を受け入れているよ。
私はその経験を忘れることはできないが、大きな問題ではなく、むしろ糧にしている。
以前にも、もしこの後タイトルが取れなかったとしても、今シーズンここまで良い戦いをしてきたことは誇らしいとも言っていました。
タイトル獲得は確かに最終結果として素晴らしいですが、確かに今シーズン、今というかなり終盤の時点まで4冠の可能性を残せているだけでも十分すごいことですね。

ただやっぱり、ペップですから。
求められるレベルが高くなってしまうのは仕方ないですよね。

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