FAカップ、スウォンジー対マンチェスターシティは、シティが辛勝。

FAカップは、2点のビハインドで折り返したマンチェスターシティが、後半3点を奪う猛攻で逆転し、準決勝へコマを進めました。
ただ、2点目のPKの判定、3点目のオフサイドの判定は疑問が残るものでやや後味のわるい試合となってしまいました。

というのも、今期のFAカップはプレミアリーグ所属クラブのホームで開催される試合のみVARが導入されるということになっていて、スウォンジーホームで行われた今回はVARなしだったのですね。

ペップは一貫してVARを支持しておりますので今回もそのようなコメントを出しております。

[ペップ・グアルディオラ/ガーディアン紙より抜粋]
なぜここにVARがないのか。主催者に聞いてほしい。
PKが実際にはなく、言われているようにオフサイドだったとしたら申し訳ない。すべてのクラブチームはVARについて聞かれていて、ヨーロッパ中に存在しているが、ここにはなかった。

間違った判定で勝利したくはないが、審判だって間違いを犯したいわけではない。彼らには助けが必要だ。数センチの差だからね。
VARは時には3分くらいを要するときもあるのに、試合中に1秒で判断することをそうぞうしてみるとね、簡単ではないよ。

しかし同時に、我々は信じられないほど良く戦った。良く動き、クロスを上げ、相手のキーパーも良かった。
これから試合を分析する。勝利に値したとは思うが、このような勝ち方になったことは残念だ。
まぁペップの言う通り、スタッツ的には勝って当たり前の試合なのですが、そうはいかないのがサッカーの面白いところでもありますからね。

ペップはVARを非常に良く理解していると思います。
審判が数センチの差を1秒で判定するというのは、人間の目だけではかなり無理がありますからね。

とはいえ、VARが無かったのはお互い様なので、もし同じようなチャンスをスウォンジーが作っていれば、同様に審判の限界を超えた見落としで得点できた可能性もあります。
そういう点では一部で書かれているように「シティに有利な判定で勝った」というような論調はちょっと違うと思いますね。

結果的にシティに有利に働いたのは確かですが、それだけきわどいチャンスを作り続けたというだけで、それがスウォンジーにはできなかったということなので。

おそらく来シーズンはもっと広くVARが導入されるでしょうね。

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