アグエロ、ハンドを認める

またしてもアグエロの開始直後の得点で始まった、1819プレミアリーグ第25節アーセナル戦。
その後追いつかれるという、ニューカッスル戦を思い出させる展開にひやひやしましたが、その後アグエロが追加で2点を取り、ビッグマッチを勝ち切ることができました。

ところで今回議論を読んでいるのはアグエロの3点目。
クロスに滑り込んだアグエロですが、手前でアーセナルのGKレノが触ったために軌道が変わったボールはアグエロの脚ではなく上半身側面にあたり、ゴールラインを割りました。

いや、まぁ、側面というか、腕なんですよね、これ。
リプレイ見ても、やはりはっきり腕に当たっており、腕に当たらなければゴールに入っていなかったのではないかと思われます。

プレミアリーグはまだVARを導入していないため、レフェリーには難しい判断で、ノーファールは覆りませんでした。
(というか、一度下した判定について、選手の抗議によってレフェリーがそれを覆すことはまずありえません。そんなことしたら抗議が止まらなくなりますので)

このハンド、アグエロも後でビデオを見て、ハンドだったと認めたようです。

[セルヒオ・アグエロ/公式サイトより抜粋]
今日はナンバー10だ。(自身プレミア通算10回目のハットトリックのこと) うれしいよ。
(3点目は)胸に当たったと思ったけど、今テレビを見たらハンドだったね。

僕らはチームの状況を立て直したいと思っていて、いいプレーができた。
今日の勝利が大事だったのは、この間、僕が25秒で先制したときには負けてしまったからだ。でも今日は最高だよ。
緊張感が高まった一瞬のプレーの中では、本人もボールがどこに当たったか良く分からないのかもしれませんね。
特に強く当たったわけではなかったですし。

もしアグエロ本人も手に当たったことがその場でわかって、レフェリーが得点を認めた後に「いや、今のはハンドだった」と申告したとしても、レフェリーの判定は覆らないと思います。
レフェリーは自分の目で見たもの(副審やVARの助言を含む)から判断するので、選手の話は聞くけど判定を覆すことはないかなと。

また、アグエロのプレーがハンドだったかどうかについては、意図的にボールを手で押し込んだようには見えませんが、あれはハンドとしておかないとみんな滑るときには手を広げるようになってしまいますので、VARなどで確認すればハンドとなるでしょう。
本当に意図的かどうかは本人しか分かりませんので、レフェリーが意図的にやっている可能性を感じれば、それはNGということになります。

ちなみにフェルナンジーニョさんのコメント。

[フェルナンジーニョ/公式サイトより]
(ハンドかどうかは)レフェリーが決めることだ。あれはゴールだ。(それ以外のことは)どうでもいいことだ。

まぁ、正しい意見でしょうね。
これが、相手に有利な判定だった時にも言えるかどうかが大事なところだと思いますけど。
実際、あれはVARなしで正しく判定するのは難しすぎる場面かなと思います。

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