アルテタコーチのチャンピオンズリーグ直前インタビュー

マンチェスター・シティが(今年も笑)初優勝を目指して戦うチャンピオンズリーグがいよいよ開幕です。
昨年はリバプールに阻まれましたが、今年はどこまで行けるか。。。
そろそろ取りたいよね。

さて、試合前日のインタビューですが、昨年の最後のリバプール戦でペップが退席処分を喰らい、今度の試合ではベンチ入りすることができないため、アルテタが会見を行っています。

ガーディアン紙にインタビューのコメントが出ていました。

[ミケル・アルテタ/ガーディアン紙より]
我々は若いチームだし、比較することは難しいが、3年連続チャンピオンの座についたチーム(レアル・マドリー)がいるのに、本命と言われると驚くよ。
クリスティアーノ・ロナウドが移籍したとはいえ、レアル・マドリーには歴史も経験もあるから、私は彼らが本命だと思う。
しかし、今年のチャンピオンズリーグはオープンな展開になるとも思っている。
トップチームのちからは拮抗している。

ペップはいつものようにチームに関われないことを残念がっているが、我々は前回のゲームでの行為についてUEFAの決定を尊重している。
望んだ状況ではないが、いつもどおりにやれるよう力を尽くしている。

ここで仕事ができることは光栄だ。
もしいつか監督になりたいかと問われれば答えはイエスだろうが、今はこの仕事についていることを幸運に感じているし、このチームにはまだ成長の余地がたくさんある。

我々がチャンピオンズリーグを取れるかもしれないと言われているのは、資金力のためだけではないと思う。そう言われている根拠は我々がうまくプレーしているという点だと信じている。
ヨーロッパ随一のチームに立ち向かえる一角だとみなされているのは、ビッグクラブに対する我々の一貫したプレーを観てくれているからだろう。
目標はチャンピオンズリーグの制覇だし、チームは良くなってきているという感覚がある。

我々はまだ成長途上のチームだが、ここ数年の経験により、よりよい準備ができていると思う。
もちろんもっとうまく出来るだろうし、リヨン戦からすべてが始まるが、この大会は簡単な戦いではないのでね。
チャンピオンズリーグで勝つにはたくさんの要素が必要で、その中にはもちろん運もある。
プレーできる最高の選手を持ってして、最高の瞬間を引き寄せる必要がある。

私に言わせれば、このチームには世界最高の選手たちがいる。
いつもトレーニングでみているが、他の選手と取り替えたいとは思わないね。彼らはファンタスティックだよ。
ものすごい向上心があるんだが、なかなか外からは見えないところだ。
ぜひクラブの内側を見て欲しい。
使ったお金だけの話ではないんだ。

アルテタは引退してアーセナル退団からすぐにシティのアシスタントコーチに就任しましたが、All or Nothingでも語っている通り、ペップのもとでコーチングを学びたかったそうです。

いつかはアーセナルにもどるのかな。

どの程度采配を任されるのかはわかりませんが、ペップがベンチ入りできない中でどのような戦術を見せるのかは楽しみなところです。

アルテタが言う通り、3連覇したレアルからはロナウドが抜けましたので、欧州の勢力図としてはちょっと去年までと違うかなという印象がありますね。
バルセロナ、バイエルンは今年も強いでしょうが、メッシも年齢が気になってきますし。
逆にPSGはネイマール、ムバッペはより経験値を増しているでしょうし、ロナウドが加わったユベントスも調子が上がってきているようです。
それとペップの宿敵クロップ率いるリバプールは絶好調という感じで。

マンチェスター・シティは今年はポッド1に入りましたので、予選は例年より戦いやすい印象ですが、気は抜けませんね。

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